特定非営利活動法人 百尺観音復興基金公式サイト

代表理事ご挨拶

百尺観音復興基金代表理事百尺観音復興基金の代表理事を務めます渡部徹也です。一言ご挨拶を申し上げます。

百尺観音は、相馬市日下石(にっけし)の深い緑の里山に彫り込まれた摩崖仏です。未完のお膝、台座の部分を完成させれば、高さ百十八尺(約36m)の日本一の磨崖仏になります。かつては小学校の遠足や団体旅行も訪れる市民に愛された観光スポットでありました。ところが長い歳月と東日本大震災を経て、この市民の宝が今、崩壊しつつあるのです。

29歳の青年であった初代荒嘉明がこれを彫り始めたのは、昭和6年(1931年)。現在は4代目当主荒陽之輔(当団体の副代表理事)が管理を引き継いでおります。この福島県浜通りの宝を、百周年となる2031年には像を修復し、さらに未完部分も完成させ、人のにぎわう観光スポットにしたいと私たち百尺観音復興基金メンバーは念じ、行動しております。

皆さま、宜しくご支援のほどをお願い申し上げます。

特定非営利活動法人 百尺観音復興基金
代表理事 渡部徹也